思い、つながれて

2022年4月6日 22時55分

昨日は筒井さん、今日は、いつも登校サポートや、あいさつ運動にご協力いただいている学校評議員でもあります石村さんが、自前の耕運機持参で来校されました。

石村さんは畑の神さま。

ちょっと前までは山神さまでしたが。


北小菜園の整備に始まり、その管理には、昨年度も大変お世話になり、職員も子どもたちも、とても感謝しておりました。


今年度も引き続きお世話いただけることに、これまた感謝です。

ほんとうにありがたいことです。


「ここにきて急速に暖かくなったやろ、

畑が気になってなぁ」


お話をお伺いしておりますと、教育談義に花が咲き、たくさんご教授いただきました。これもまたありがたく、

これからの教育活動に生かしてまいります。

 
さて、話の中で

北小エントランスに咲く桜。

この桜の木にまつわるお話を伺うことができました。


ご本人さまのご了承を得ずしてのお話となりますので、詳細は述べられませんが、

この話はぜひ、北小の軌跡として残したいと思い、ここに書き記します。


北小の敷地内には、数々の記念碑が建ち、また数々の記念樹が植えられています。

でも、この桜だけは、他のそれらとは違った意味合いで植樹されたものでした。


この桜木が植えられたのは、今から29年前のこと。


この桜の木は、記念樹ではなく、祈念樹だったのです。


その当時の現職PTA会長、岸さん。

聡明で理解があり、また、活動に前向きに取り組み、多くの人から頼られ慕われていたそうです。

そんな折、

誰もが耳を疑うかのごとく急逝され、人々は深い悲しみに包まれたそうです。

岸会長の功績を讃え、また、故人を偲び、ご家族のお気持ちと共に今の場所に植樹されたということです。


昨年度、お孫さんが北小を巣立った際には

その卒業を共に祝うかのごとく

一輪、花が咲いていたそうです。

お孫さんは、桜の木の下で卒業の報告をし、おじいちゃんと一緒に写真を撮ったのだそうです。


ご家族の思いと共に、今では、北小を誇る大樹となったこの桜木を、

これからもずっと慈しみ、親しんでいきたいものです。

さくら、さくら

 

本日は、一年生、見守りサポート隊のお世話をいただくべく、天満公民館に足を運びました。

懇切丁寧なご対応にこれまた感謝です。

ありがとうございました。

この4月からご賛同いただける方々、しばらくの間よろしくお願いいたします。