3月3日の風

2024年3月6日 09時53分

2024年3月3日 隣保館まつりにおいて、北小代表児童が表彰を受けました(^^)

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1922年3月3日の風が吹いてから102年めの今日、今を生きる彼女は、これまでの自分の行いを素直に正直に振り返り、そして気づき、決意したことを、言葉ひとつひとつに思いを乗せて静かに語りはじめました。

私の人権宣言」というタイトル通りのその決意に満ちた発表は、聴衆の心を打ったはず。

思わず目頭が熱くなりました。

全国水平社の思いは今も確実に生き継がれていると感じます。

改めて、人と人とがつながる、つながっていくことの大切さを彼女から学びました。

差別なき世の中の実現に向けて自己を内省する。家族とつながる。家族が同じ思いでつながる。

我が子の思いを正面から受け止め、背中をぐっと押す彼女の家族の愛情に感動を覚え、そしてまた、友達や先生たちとの間に芽生えた強い絆に心強さを感じています。

一人じゃないよ。同じ思いでつながれる仲間は周りにたくさんいる。

子どもたちより先を生きるわたしたち大人は、子どもたちの指標であり、あこがれの存在でありたいものです。

私たちは、子どもたちにとって心地良く吹く風でありたいものです٩( ᐛ )و

3月3日の風は、いつでもどこでも誰にでも。